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【VIPRPG紅白2020】意味不明劇場を観劇



そうですね

ということで、意味不明劇場をPIAIしました。
名前から察せられるとおり、カオスなギャグ系短編エピソード集。

ですが、漂う雰囲気は一般的なギャグ作品と一線を画しています。


基本的にシリアスな見るゲの空気を演出しつつ、
狂気に満ちたネタを淡々とこなす。
そんな作風のエピソードが多いです。

狂気とシリアスの配分はエピソードによってまちまち。
全編狂ってる物もあれば、シリアスにやっておいて台無しにする物も。
ただし、演出任せのインパクト芸が行われない事は共通しています。


そんなわけで、一般的なギャグ作品はもちろんのこと、
まともな見るゲと比べても、全編通してテンションは低め。
とっても淡々とした調子で話が進んでいきます。

視覚的にも派手さはありません。
キャラクターのモーションもかなり控えめ。
RTPキャラは全員RTP顔です。
そうでないキャラも、ほとんどは表情が固定。


静かな作品です。本当に。


そんな調子で「意味不明」を押し付けられても反応に困るのでは?
そんなことは全くありません。超面白いです。

視覚的演出は地味だが、それを補って余りある文章力。
淡々としているが、確かな驚きが感じられる物語のデザイン。
視覚的に地味とは言いましたが、画面構成自体はとても上手いです。

また、シリアスパートの描写もとても上手く、引き込まれます。
特に、エピソード3は個人的にかなりクるものがありました。
というか、キャラクターへの感情移入のさせ方が
めちゃくちゃ上手いんですよ。だからこそ、読んでいて辛かった。

ただ物語のベースはギャグな上、オチも基本的にギャグなので、
感情の行き場は迷子になります。なりました。助けて。
ドコに吐き出せばいいんだよ……辛かった感情は……

ケレン味だけの破天荒な超演出・超展開に頼らず、確かな地力で、
シュールなギャグを丁寧に脳みそに塗りたくられる感じ。
凄く気持ちいいです。

一般的なギャグが激辛ラーメンなら、
こちらは珍味をふんだんに使った高級料理。
クセが強く、そして調理が丁寧で、とても美味しゅうございます。


こういう作風、ものすごく憧れるんですよねー。
先程挙げた表現の繰り返しになるのですが、
僕はケレン味だけを武器にゴリ押してしまうタイプなので。
あんなに丁寧にギャグ作れない。
いつか、こういう事が出来るようになりたいものです。

エピソードを読む順番はプレイヤーに委ねられていますが、
ぜひとも番号が若い順から読んでいってほしい。

基本的に各々の話やネタは独立しているので支障は無いのですが、
ネタの流れは1から10まで順番に観るのが一番美しくなります。
特にエピソード10は最後に読むべし
このエピソードは例外的に総まとめ編です。


そんなわけで、意味不明劇場は最高に意味不明で、
しかし最高に面白い作品でした。

君も読もう。そして健診を受けに行こう。
君ももしかしたら、BSEかもしれない。
手遅れになる前に、対処しよう。

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【VIPRPG紅白2020】THUNDER WINDYがすっごい爽快




前が見えねェ

というわけで。
THUNDER WINDY -Castle of the UndeadKnigh-をPIAIしました。

すっごい爽快感溢れる本格STGでビックリ。
マニアクスパッチ適用版Steam2003の強みである、
日本版から大幅強化された変数とピクチャを最大限活かしています。
ってかイベントコマンドだけでこんな本格STG作るの狂ってるよ!

自機はウィンドI、ウォーターI、スターライトI、ダークネスIの四人が選べます。
それぞれ性能が違うので、扱いやすそうなのを選ぶといいかんじ。
もちろん、キャラ愛で選んでもゼンゼンかまわないと思います。
僕はスターライトIでPIAIしました。攻撃範囲が広いから。

ストーリーはざっくり言うと、
「ナイ軍に誘拐されたヒールIIIを助けるため、主人公がナイ城に殴り込む」
という感じです。主人公は魔法具現化。敵はナイ軍。単純明快です。

その一方で、面やボスのデザインがとても秀逸で楽しい。
特にボスの弾幕パターンはキャラクターの能力・性格を表現しつつ、
しっかり考えて対処しなければ被弾してしまう……という、
フレーバー的にもゲーム的にも美味しい味付けとなっています。
すごい個人的な話ですが、僕は偽エルの攻撃パターンにニヤニヤしてました。
雑魚敵にもしっかりとした個性があり、道中も気が抜けないので、
プレイしていてダレることはまず無いでしょう。

スクショを見ればわかる通り、敵弾の量は非常に、ひっじょーに多いです。
そしてこういうSTGの例に漏れず、撃ってる間無敵になれるボムが使えます。

このボムで敵弾を掻き消すのが気持ちいいのなんの。
ボムの残弾はゲージ制であり、敵を蹴散らせば勝手に回復していくし、
その回復速度も結構早いので、バンバン撃てちゃいます。ステキ。

というかボムを使わなくても通常攻撃の火力が高い。
ワラワラと湧いてくる大小さまざまな無数の敵が
高火力の攻撃でボンボンと爆発四散していくサマは、
本当に高笑いしたくなっちゃうくらい面白いし楽しいです。
ホントに高笑いしてるとやられちゃうけど。

敵弾が多いということで身構えてしまう人も多いとは思いますが、
このゲームは難易度を選べるうえ、コンティニューが無限に可能であり、
さらにコンティニューすればするほど残機数が増えていくので、
最低難易度なら慣れていなくてもゴリ押しでクリアできると思われます。

クリアできなくても、ド派手な爽快感を求めてPIAIするのは大いにアリ。
ステージ間の掛け合いも短いながら軽妙で楽しいので、
そういう目的で遊んでみてもイイかも。
技術的にもすごいことやってるので、ゼヒとも一度は遊んでみてください。
オススメです。

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【VIPRPG紅白2020】ばりぼっちに夢中



ばりぼっちたのしいです
スコアはあんまり出てないけど!!
でも、ここまで出来るようになるまで、
かなり、かなーり時間かかったんですよ。


いわゆる数独(ナンプレ)の数字をバリアーズのキャラに置き換えて、
時間制限内にどれだけ解けるか……を競うゲームなのですが、
これがなかなか脳汁が出るわ出るわ。
脳汁が出すぎて、プレイ後は反動でヘトヘトです。

いや脳だけの問題じゃない。普通にめちゃくちゃ体力使う。
僕は基本的にゲームはゲームパッドで行うのですが、
そのゲームパッドが手汗でビショビショになる程度には体力を使う。

なにせこのゲーム、時間制限との戦いなんです。
限られた時間の中で高いスコアを叩き出すには、なるべく早く解くしか無い。
となると頭をフル回転させる必要がある。さらに正しいコントロールも必要。
正直、神経を摩耗します。高みを目指せばの話ですが。

一応、正解ボーナスで残り時間は回復します。
しかし、ゲームの難度がプレイヤーの腕前に応じて上がるので、
いずれ回復は追いつかなくなってしまう。

なので、出来る限り時間回復を追いつかせるため、
もっと速く、もっと速く解かないと、という気持ちにさせられる。
集中は更に加速し、周りのことは見えなくなる。

トベるゲームですよ。このゲームは。
オススメです。
ぶっちゃけ、この感想だと修行にしか思えないかもしれませんが、
修行なので仕方がないです。それを楽しむゲームです。

このゲームは、上達する喜びや、スコア更新に対して興味がない人には、
あんまり向かないと思います。とってもストイックなゲームなので。
ただ、操作音や演出にだいぶ手が込んでおり、
コントローラーをガチャガチャするだけでも楽しくなれたりします。
散々悩んだ末の正解音と、面クリア時のひるみ先生による殺害予告は
遊んでいてスグにやみつきになるはず。

トベるゲームですよ。このゲームは。
オススメです。

トブぜ。このゲームは。
トブぜ。

トブぜ…………

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